基礎代謝の低下により昔より痩せづらい

10代、20代の頃は食べても痩せていたというかたもいらっしゃいますが、30代を境に太っていく方が多くいらっしゃいます。それは、基礎代謝やホルモンが関係していると言われています。基礎代謝は10代後半がピークでそのあとはどんどん低下していきます。特に30代や40代になると基礎代謝は一段と落ちますので、最近痩せにくくなったと考えているかたはまず基礎代謝を見直してみましょう。

基礎代謝は体内のあらゆるところに作用し生命活動には必要なものです。人間の消費エネルギーは60%から70%が基礎代謝によるものと言われていますが、30を超えると基礎代謝も低下します。これは自然の摂理ですので仕方がないことですが、以前と食べる量に変化はないのに太りやすくなった、痩せにくくなったというかたは基礎代謝が低下していると考えて間違いないでしょう。

こうした場合はカロリーや食事制限などで痩せるよりも、基礎代謝を上げていくことが必要となります。基礎代謝が低下すると脂肪もつきやすくなりますし、免疫力も低下し、体内にも老廃物がたまっていきやすくなります。代謝を上げる方法としては、まず筋トレなどで筋肉をつけることから始めてみましょう。

筋肉量の低下は基礎代謝の低下にもつながりますので、エクササイズやウォーキング、有酸素運動などを始めてみることをおすすめします。また趣味程度に定期的にスポーツを行うだけでも筋肉はつきますし、基礎代謝の向上にも役に立ちます。筋肉をつけるためには動くこと、運動をすること、普段使っていない筋肉を使うことが大切です。

慣れない場合は、まずできることから始めてみましょう。また、血流をよくすることも大切です。血流がよいとリンパの流れもよくなるため、ホルモンのバランスも整いやすくなります。ホルモンバランスが整うと、代謝もあがり健康的な生活を送ることが出来ます。

しかし、ホルモンバランスの乱れてしまうと痩せにくい体になってしまうので、基礎代謝とホルモンは常に意識しておくことが必要となります。夏でもなるべく温かいものを食べて体を冷やさないようにすると内臓や腸の働きもよくなりますので、基礎代謝は上がります。

適度な運動や入浴、発汗作用のある食べ物を食べて、代謝を活発にさせていきましょう。逆に消化の悪い食べ物は胃腸にも負担がかかり基礎代謝を下げますので、食事はよく噛み消化の悪い食べ物は避けるようにしていきましょう。

 

子育てや仕事のストレスは不健康になりやすい

30代は基礎代謝とホルモンバランスの影響で体質が変わっていきます。そして、仕事や育児などでストレスの多い年代でもあります。しかしストレスはダイエットや美容の大敵になると言っても過言ではありません。ストレスが溜まるとつい食べ過ぎてしまったりしがちですが、食生活が乱れてしまうと自律神経の乱れや、ホルモンバランスの乱れに繋がりやすくなり、代謝も落ちます。そのため、規則正しい生活を続け、ストレスを定期的に発散させることはとても大切です。

ストレスを溜めないようにするための一番の方法は質のいい睡眠をとるように心がけることです。質の良い睡眠は美容や健康にもいいですし、ホルモンバランスが整いやすくなります。また、基礎代謝の低下も予防できますので、睡眠には気を使いましょう。質の高い睡眠を得るためには、メラトニンの分泌が欠かせませんので、朝日はよく浴びるようにしましょう。

メラトニンが分泌され活性化する時間は夜の10時から2時と言われていますので、せめて12時までには布団に入るようにすることで質の良い睡眠が確保できると言われています。また、質の良い睡眠をとるだけではストレスは完全に取り除くことはできませんので、自分にあったストレス発散方法を見つけていきましょう。

カラオケや運動、スポーツなどはストレス発散に一役買ってくれます。カラオケは大きな声を出すことでカロリーやエネルギーを消費しますし、ストレスも発散しやすくなります。またスポーツなどで全身を動かしいい汗を流すことも代謝と筋肉量をあげ、心にこもったストレスも発散しやすくなりますので、ダイエットと一石二鳥になります。痩せたい、そしてストレスを溜めない、という両方の条件を満たすには大きな声を出したり動いたりすることがポイントとなります。

スポーツは苦手という人は、森林浴など自然の癒しの力を借りることもひとつの方法となります。自然の音というのは人を癒す効果があると言われており、自然の中に行くことでリフレッシュもでき、自律神経も整いやすくなります。そして夜は快眠に導いてくれると言われています。

そのため、ストレスが溜まっているけれど運動などはしたくないという場合は、自然の多い公園などに行ってみるのもいいでしょう。また、眠る前は自然の音を使用したCDなどを聴いて布団に入るようにすると副交感神経が優位に立ち、睡眠に入っていきやすくなります。ストレスを発散する方法を試してみましょう。

 

抗酸化作用のある食べ物で老化は防げる

重要になってくるのが活性酸素の働きです。活性酸素は老化をすすめ、血管や細胞、体を傷つけ代謝を悪くします。30代になると、活性酸素も活発になりやすくなるので注意が必要です。そこで今は抗酸化作用が注目されています。抗酸化作用は活性酸素を退治してくれますので、抗酸化作用の多く含まれた食品を積極的に摂取していくことで、太りにくい体質になっていきます。

そのため、食生活の見直しも必要になってくると考えられます。ストレスの他、食品添加物の多い食品を食べていると、活性酸素が活発になり太りやすい体になりますので注意をしましょう。抗酸化作用の多く含まれる食品には緑黄色野菜などのビタミンAやビタミンC、ビタミンEなどが挙げられます。

ほかにも、亜鉛の多く含まれる豚肉やレバー、牡蠣などにも抗酸化作用があります。特にレバーは貧血防止にもなりますので女性は特に積極的に食べることをおすすめします。また、ポリフェノールや緑茶などに含まれるカテキンも抗酸化作用がありますので、毎日意識して取り入れていくようにしましょう。特にポリフェノールの働きは最近注目されています。

抗酸化作用の働きがあるほか、脂肪燃焼にも役に立つと言われていますので、継続的にポリフェノールを摂取していくとダイエット効果が期待できると言われています。ただしワインやコーヒーなどの過剰摂取は逆効果になり健康にもよくありませんので適量で続けるようにし、多く摂取することは控えるようにしましょう。

抗酸化作用のある食品をバランスよく食べていくことが痩せやすい体を作るうえでのポイントとなりますので、ひとつの食品に偏らずにまんべんなく摂取していくことをおすすめします。日々どうしても偏りがちな生活を送っている人は、抗酸化作用のあるサプリメントを補助アイテムとして使用するのもおすすめとなります。

体内に活性酸素より抗酸化作用を増やすことを意識することで食生活も大分変わってきますので、まずは見直しから始めてみましょう。大豆やスイカなども、抗酸化作用のある食品となります。特に大豆はホルモンバランスを整えることにも役立ちますので、積極的に摂取していくことをおすすめします。

活性酸素の増加を防ぐには、規則正しい生活と、質の良い睡眠をとることと、喫煙を避けることが望ましいとされています。抗酸化作用のある食品を体内に取り入れ、活性酸素を撃退することを常井意識することで健康と体質改善をはかることができます。

 

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